嘘のようなホントの月光
一歩先どころか自分すら見えないような闇の中
ただなんとなく 外に出ただけのはずなのに
ナニモミエナイ ヤミノオリ
-何も視え無い 闇の檻-
一秒なのか一分なのか
1時間 1日 1年─────
永劫とも取れる泪-ナミダ-の世界
絶望と虚構の 壊れた世界
かつて信じたものすら見えないなんて
そして絶対に信じきるって決めたはずの貴女すら見えないなんて
けど だけど だけど!
ぶっ壊れた世界の中で この闇を作ったのが貴女だろうが
僕は怖いと思わない
だって僕は貴女の事を壊れるぐらいに好きだから
だって そんな闇の中でも嘘のように輝く物があるから
そう 君という嘘のようなホントの月光
意地悪な貴女も 最後まで意地悪になりきれなかった
だから僕も信じられなくなろうが 好きじゃなくなりそうだろうが
最後まで 嫌いになれないんだ
そんな 嘘のようなホントの月光