君の瞳に困憊☆



「疲れたよ〜」って言った君につい意地悪したくなっちゃって
だけどそのまま『ご愁傷様』なんて言ったら嫌われちゃうような気がしちゃって
だから僕は言うんだ

『君の瞳に困憊♪』

「なにソレ・・・」 苦笑しながら言う彼女の気持ちは損ねてない 空気も解れたところで勝負
『それじゃやめる? 君の瞳に乾杯☆ ならいいでしょ?』
これが 僕の精一杯
まだ【好き】も【愛してる】も言うような勇気がないんだ