僕の唄



持て余し気味の僕の声は君に辿り着くだろうか?
歌うだけなら誰にでも出来る事
今更 気付いて分からなくなった事
最後に君の前で笑えるだろうか?
空を渡り想像しなかった遠い地
通わないこの身体に心と血
誰かに指差されて 初めて愚かさに気付かされた
放たれた筈の魂は どうも虚空へと
言わずもがな 生きている
僕も君も
届くかな 遠い君へ
空を渡るこの唄

伝えたい言葉はそのまま伝わるだろうか?
意味さえ知らず頑なに 忌み嫌った夢理想
最後にまた此処へ戻ろう
空を渡り踏みしめた地 想いはまだ故郷
初めから気付いちゃいたけど 疵付く事恐れた
あつかましい夢理想 今夜もまた夢見そう
今はただ 生きている
僕も君も
届くかな 遠い君へ
陸を駆けるこの唄


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